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Ronde van Vlaanderen 2006


以下、緒方先 生より
 先週末、仲間たちとベルギーはフランダース地方までレースGiro delle Fiandre(ツールドフランドル)に参加するために、フィレンツェからワゴン車2台で行ってきました。片道1300km強の長距離で疲れましたが(一気に走りきってし まった)、途中、スイス、フランス、ルクセンブルグを経由するので、それぞれの国の道路事情が違っていて、また景色もそれぞれで、楽しむ ことができました。レースは、と言っても自転車ツーリング的なイベントなので、翌日のプロレースのような緊張感はありません。スタートも フランス式といって、それぞれに好きな時間にスタートするので、のんびりしています。ただ、参加者が雑誌によると、1万人以上なのでス タート地点近くの道路が大渋滞で、そこまでたどり着くのが大変でした。また、天気が変わりやすく、常に吹く強風とにわか雨には悩まされま した。一時的にはひょうも降ってきて顔面がちくちく痛かったです。幸い、後半は晴天となり快適に走ることができました。


有名な石畳(パ ヴェ)は、さすがに強烈で、カラビンカ号も壊れるのではないかというくらいでしたが、1回後輪がパンクしただけですみました。激坂のコッ ペンベルグの壁(最大22%)では自転車から降りて歩いてしまいましたが(写真参照)、後の坂は何とかクリアすることができたので満足し ています。


翌日はプロの レースで今年もトム・ボーネンが勝ちましたが、彼らはこのコースを平均時速40k近くで走りきってしまうので、大変なものです。われわれ の平均が22kで大違いです。仲間のうち3人は仕事の都合で飛行機でベルギー入りしたのですが、たまたま席がベッティーニと一緒で、いろ いろ攻略法を聞き出してきたようですが、あまり効果は上がらなかったみたいです。基本が違うので仕方ないですね。翌日は普段にない腰の痛 みを感じました。では、また...

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